面接の大まかな流れについて解説
面接というのは何処の企業でも大体同じ流れで行われます
企業が聞きたいことはどこもほぼ同じですし年中たくさんの応募者を面接していくわけですそしていつも同じ面接官が応対できるわけでもないためほとんど同じようなマニュアルで回したほうが都合がいいわけです
逆に応募者ひとりずつに違うことをしていると面接官によって評価基準が変わってしまうということになり一貫性のない採用になってしまいます
たくさんの応募者から求める人材を正確に選ぶために面接の内容はシンプルで効率的な順序で流れていきます
そうすると結果的にどこの会社でも面接はだいたい同じ流れに落ち着いてしまうというのが
実際のところです
なので転職での面接の流れを知っているほうが面接本番に安心して臨むことができます
逆に知っていないと本番であわててしまって意味のないことや相手の要望と違う回答をして失敗してしまうかもしれません
事前情報、事前準備は何時の時にも重要です
面接の流れ
自己紹介
↓
職務経歴の説明
↓
志望動機
↓
転職理由
↓
質問時間
↓
終わり
ざっと言えばこんな感じで進みます
自己紹介から始まりますが
その前にまず入室は軽くノックをして相手からどうぞと返事があってから入室してください
そして部屋に入ったら軽くお辞儀をして面接官の目を見てはっきりとした口調で名前を名乗りよろしくお願いしますと挨拶をします
もちろん着席は面接官にどうぞと促されてから 椅子に 着席するようにしましょう
その後面接官から少し話しかけられたりした後に
簡単に自己紹介をお願いしますと言われます
この時には本当に簡単に自己紹介をするのがいいです5分も一人で話をしてはいけません
簡単簡潔に答えることが望まれます
面接官は自己紹介に時間をかけらるよりはそのあとにもっといろいろ聞きたいと思っています
一人に使える時間も限られているわけですから自己紹介は簡単簡潔明瞭を心がけてください面接官もいきなりスタートから演説を聞かされたくはありません
自己紹介に必要な事項は(今はどのような会社で何の事業部でどのような仕事をしているか現在どのような立場なのか)これくらいで充分だと思います
面接官は面接の間に採用する為に必要な事項は質問してきます
職務経歴の説明
次は現在の仕事や過去の仕事内容の職務経歴について聞かれます
ここでも一生懸命に自己アピールに走らないようにしましょう
面接官に興味があるのは過去のキャリアやスキルです
それが採用企業でどのくらい役立つのか役立たないのかを見極めます
できればこの時点では採用企業が求めているものがどんな人材なのかを探って「
自分はそこに当てはまる経験やスキルがあるということだけアピールできればいいと思います
全ての経験ではなく相手の知りたいことだけ詳しく伝えることが大事です
志望動機の説明
そして志望動機についてですがここで大事なことは
応募者がどれくらいの熱意があるのかを知ろうとしています
一般的に日本の会社では出来るだけ長く定着し貢献してくれる社員が理想です
逆に外資系企業ではそれは求められていない場合もありますので
自分が応募する企業がどちらのタイプかによってこの部分は変えておく必要があります
日本の企業では長く働いて貢献できることがいいPRになりますが
外資系企業では即戦力として成果を上げることが要求されます
志望動機にはこの部分を織り込んだオリジナルのストーリーを考えておくといいでしょう
有名で安定しているとか将来性があるからといった安易な志望動機よりは企業理念のどこが気になったとか身近にどんなところで応募会社に興味を持ったとかの方が面接官の印象に残るとおもいます
異業種に転職するときは特になぜこの業種を選んだのかを詳しく聞かれると思ってください
ここでは面接官が納得できる理由を明瞭に答えられないと志望動機に?が付いてしまいます
特にこの部分は事前に入念な準備が必要です
まず業界が気に入って応募企業にたどり着いたというようなストリーは面接官が得心しやすいと思います
転職理由の説明
転職理由の説明はもちろん何故前の会社を辞めたいのかといったことが聞かれます
ここでは前職に対する思い入れはあるが自分はこれからもっと新しいことに取り組みたいといったような説明がベストです
前企業に入社する時にはこう考えていましたが社会に出て見識が広がり今は応募企業に価値を見出しこの仕事がしたい っといった感じですね
なので前職の会社と応募企業を比較するような発言はしないほうがいいですね
新しい価値観を転職理由にしたほうが面接官に理解してもらいやすいと思います
その際に前職の業界に将来性がなかったとか前職企業が合わなかっというようなネガティブな発言はNGです
必要なことは新しい業界、応募企業に対するポジティブな見解のみです
転職理由というのは志望動機とも密接に関連する内容です
志望動機の内容と転職理由に齟齬がないか確認が必要です
志望動機と転職理由の一貫性がないと話のつじつまが合わなくなってしまいます
質問時間の使い方
そして最後は質問時間です
これは面接の最後にある面接官に何か質問がありますか?っていう質問時間です
この時にせっかく質問の時間を作っていただけたのですから
特にありませんと言ってしまうよりはより印象をよくする質問を用意しておいたほうがいいでしょう
ここでのいい質問内容はあなたのポイントアップにつながります
質問のポイントは業界内での応募会社の立ち位置や応募会社内で必要とされるスキルや経験応募している企業の希望配属部署の現状などですね
ネットで調べればわかる程度のことを聞くのはマイナスポイントです
質問時間のうまい使い方で会社への強い関心もアピールできます
質問内容をいくつか想定して持っていけば面接官とのコミュニケーションも図れます
最後に
ただ時に面接官から意外な質問が出てきたりすることもあります
そういった時には正直にゆっくり時間をかけて返事をすることです
想定外の質問に慌てて転職理由や志望動機とかみ合わない回答をしてしまえば元も子もありません
話のストーリーがそれまでの回答にかみ合うことを確認するために少し考える時間をもらうのもいい手です
面接が終わって部屋を退出するまで落ち着いた堂々とした振る舞いが大事です